うつ病の人と運転について【車の運転は控えることが最良の方法】

サイトメニュー

治療費はどのくらいか

悩む男性

公的支援制度が利用できる

うつ病で入院が必要になる人は少なく、多くの医療機関では通院治療で対応しています。治療は基本的に保険診療です。初診料にかかる費用は、2000円から3000円程度、2回目以降になると、1500円程度が目安です。さらに、抗うつ剤を基本とする投薬治療が行われるため、診察代の他に薬代も必要です。抗うつ剤は古いタイプから新しいタイプまであり、後者のほうが高く、ジェネリック薬が出ていないものもあります。したがって、薬代は1回あたり1000円から5000円と幅が出ます。うつ病の通院頻度は2週間に1回が一般的で、1回あたり診察代と薬代で3000円前後になる場合が多いです。抗うつ剤は副作用に眠気を催すものが多いため、運転には注意が必要です。運転を避ける旨が説明書に書かれていれば、通院は徒歩か交通機関を利用してください。それでも近年、抗うつ剤の一種であるセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)は、以前書かれていた「服用中に眠気やめまいを感じた人に自動車の運転等をさせないよう指導すること」という記述から「運転の際には十分注意させること」という記述に変更されました。以前よりは運転条件が緩んできているということです。医療機関まで遠かったり、公共交通機関がなかったりする人にとって朗報です。医療機関まで遠い、公共交通機関がない、抗うつ剤の副作用で強い眠気を感じるという人は運転できないので、タクシーを利用することになるかもしれません。2週間に一度の頻度で通院するとなると、ひと月に診察代と薬代で6000円程度かかり、それに往復タクシー代がかかります。ひと月の総額が1万円超える人も珍しくないでしょう。運転して通院したい場合は、眠気の出にくい抗うつ剤にして欲しい旨を医師に伝えるのも一つの方法です。それから、治療の効果が出て調子が上がっていけば、ひと月に一度の診察で済むようになるかもしれません。それでも、うつ病の治療費が生活を圧迫する場合は、自立支援医療制度を利用するのも一案です。通常3割負担の医療費が1割負担で済み、さらに所得が低いほど医療費の負担が少なくなります。例えば、年収が80万円以下の市町村民税非課税世帯では、ひと月の負担額は2500円以下です。手続きは市町村役場で行え、1年ごとの更新手続きが必要です。手続き時には、診断書と所得状況のわかるものを提出します。それから、うつ病で生活に影響が出ている人に対して交付している精神障害者保険福祉手帳を発行してもらうことも可能です。申請先は同じく市町村役場、審査に通れば等級に応じて様々な援助サービスが受けられます。